魔女の槌

魔女の槌の概略

 

 

この書物は異端審問官のヤーコプ・シュプレンゲルとハインリヒ・クラーメルの2人の共著になるもの。

第一部 『妖術に必要な三要素、悪魔、魔女、および全能の神の許可について』

『魔女の実在を信ずることは、それを頑固に否定することがあきらかな異端となるほど、カトリック信仰にとって本質的なことであるかどうか』という第一問から始まる魔女の異端論証である。『悪魔にとって魔女との結託』(第二問)『悪魔と性交を行う魔女について』(第六問)というように、遠い昔から伝承されてきた魔女好意を列挙し、そのいちいちを精細な神学的典拠とスコラ学的論理によって、それらの行為が決して伝承的な迷信ではなく、異端的な事実であることを立証している。

第二部 『魔女が妖術を行う方法、および、その方法を無効ならしむる手だてについて』

魔女が空を飛ぶ方法、悪魔と性交を行う方法、魔女が人を性的無能や不妊症にする方法、男からその性器を奪い取る方法、人間を獣に変える方法、嵐や雷や雹によって人畜に被害を与える方法、などについての解説と審問官の対策。

第三部 『魔女及びすべての異端者に対する教会ならびに世俗双方の法廷における裁判方法について』

裁判の開始、証人、投獄、逮捕、弁護、拷問、尋問、判決・・・などについての詳細な指示と助言が与えられている。

 

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